互い　〜Grow up〜

うまくいかなかった夜は

いつも何かのせいにして

みんなで酒飲んで笑っていた

人と比べられるなんて

そんなこと百も承知と

分かってるつもりの自分がいた

若かった僕は

ほんと全く

笑えねぇ

枯れ葉風で舞う

地下鉄のホーム

はじめて弱音吐いたんだ

電話の向こうで

僕を想う声

「情けないこと言うな」って

この胸に響いた

煙草止めたあの日の夜

思い出す度悔しくて

ただ前だけを見て歩いてきた

僕にあの日がなかったなら

そんな事考えてると

何だか知らないが笑えてきた

あの頃よりは

成長しただろ？

マシだろ？

枯れ葉風で舞う

地下鉄のホーム

はじめて弱音吐いたんだ

電話の向こうで

僕を想う声

「情けないこと言うな」って

この胸に響いた

傷ついた時は

僕が傍にいる

あの時のお前のように

泣いてもいいから

愚痴っていいから

諦め逃げ強がるなよ

ただ僕の前では

隠すなよ

僕たちは

素直に